いざ五條市へ

というわけで新幹線はグッスリ眠っていたので富士山も何もなく(起きていたって見えなかっただろうけど)橿原神宮前で吉野方面に乗り換える頃はまだ雨から霙まじりだったのが西から来た近鉄に雪がウッスラ積もってて あっら~ てのが最初に撮った写真だよん
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なにしろ五条まで電車で行くの初めてだったもんで 吉野口でJRに乗り換え と知ったとき、ふと山栗ソフトのことが頭をよぎったんだけど(降りて買う時間あるかなとか・笑) あれは吉野駅で吉野口からまだま~だ。うんと先だったのである。あと橿原からの特急が「さくらライナー」で喜んでたらピンクの車両じゃなくてガッカリしたとか。
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それにつけても雪を珍しがって屋根のないところへ傘を差して出るバカはあたしだけでこれじゃあ靴の中まで濡れたからって文句は言えまい(言ってないじゃん) しかし南下しているのにどうしてどんどん寒くなるのか。それと毎年同じ頃に奈良に来ていて妙に心細く感じたのは今回が初めてだった。原因は不明。原因が分からないから不安というのや(笑)
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当初の予定は五条からバスで御霊神社へ行って(五条着が10:22でバスが10:30発)歩いて転法輪寺から念仏寺とか。まあそこまでは無理とは思ったけれど御霊神社から五条駅へも戻る自信がなくなって大和二見駅まで行ったわけです。比較的にぎやかな通りの反対側を(線路わたると西か?)転法輪寺へ向かっている。
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で。場所を確認がてら道を尋ねた瓦家の奥様が 「中で少し休んで行きなさい」 とベンチとストーブのある土間へ案内してくださりコーヒーをご馳走してくださった。鬼走りは毎年出かけるそうで「お会いできたらいいですね」等など小一時間お話した。美しくも幻想的な。寂しい雪道を歩きつつ。檀家寺である生蓮寺に椿が咲いていて立ち止まる。紀子星が(←糊こぼしと入れたら・笑)咲くのはいつ頃かな~とか思った。
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信者寺である犬飼山の転法輪寺。
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その昔。弘法大師が唐国から日本へ向けて投げた三鈷が(落ちた先に道場を建てようと)、落ちた先は高野らしいと(そういう話は素直に信じる)、しかも三鈷が光っていると聞いて、高野への道案内に犬を二匹借りた村を「犬飼」という。
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奥の赤鳥居はお稲荷さん
手前は明神社。
ちーんと座っているのが
道案内のお犬様やv
灰色の雪景色とくらべて
こざっぱりと綺麗やv





せっかく雪が降ったのにねえ
金剛山のみたいに
正面に不動明王がいないのが
ちと残念であった(笑)
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明神塚古墳とか素敵なモリモリがあったのに雪が=3
足下はおぼつかなくなるわ寒いわ手は冷たいわで
とかボタボタ雪の重みでコンビニ傘こわれそうやでいざ五條市へ_c0051781_22152767.jpg

鉄道も舗装もなかった昔・・・
老いも若きも
カゴのお上だって道中は遠く
寒かったやろ
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鐘楼門。ホントに鐘があるらしい(さっき余所でカンニングした)
ここに来る途中で鐘の音が聞こえたのはここのだったのかー
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「転法輪寺」
雪が似合うと思いませんか(^^)
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Commented by elsur147 at 2013-01-17 23:47
金剛も
犬飼もまた雪に映え
転法輪寺
真言の山
by elsur147 | 2013-01-17 23:31 | climatnara | Comments(1)

み雪ふる 越のしらやま 行き過ぎて いづれの日にか わが里を見む


by estrella
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