朝のお勤め@長谷寺

朝は5時に起きて。洗面所側の窓を開けたら
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本堂の屋根が見えるね。
ほんと門前、お膝元、
眼下を流れるのは初瀬川。
川のせせらぎ という
風流なものではなく
ゴーゴーに近かった(笑)
ここで暮らす人たちは
生活の中で
川音の変化も
感じているのだろうか

手前に洗面台があって
身体をナナメにしないと
撮れなかったから
写真もナナメってしまった。


夕べのうちに女将さんが、勤行申込書を用意してくださり、
そうそう、「明日の朝、お参りに行かれますか?」 と。
勤行という形式ばった言い方でなく普通に お参り でいいのネ。

朝の門前。この日も暑くなりそうな予感でした。
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早朝の仁王門は。夜の静けさとは違う静けさ。 
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さあさあ お待ちかね 登廊のはじまりはじまり (切妻造)
この日、何往復かしたけど。399段なんでもないよ全然
両サイドには花あり塔あり子院あり。何回見ても見飽きない
とはいえ。花は盛りには当たらず、アジサイちょぼちょぼ。

登廊の先にお坊様が!感激~ (しかもオラニエ)
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長谷寺式と呼ばれる燈籠は等間隔に並んでいて、
柱や屋根とセットで遠近感とか、
うまく言えないけど 好き好き好き好き
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続々登城されるオラニエ (よくよく見たら、山吹色だったでしょお)
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石段を掃き清めるオラニエ
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もうすぐ頂上だ。
ここを渡っていて思い出した
この緩い感覚と木の香りに
南伊豆の伊古奈ホテルを。
子供の頃、家族と親戚と
年末年始を過ごした温泉。
本館とか旧館とかが
渡り廊下でつながっていて
両サイドに観葉植物や
間欠泉があったような...
あいまいな記憶だけど。
廊下も子供だったから
長く感じたのかもしれないし


お参りの前に。ハンサムなお坊様から説明があります。
ハンサムなのも 「長谷寺方式」 だそうです。いやホント
その話はあとで。 はい、定番ですがなにか?(笑)
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で。ご本尊や本堂についての説明と。お参りの手順。
で。輪袈裟とお経を貸してくださいます。

「長谷寺謹行法則」 というもの。
表紙には 「門外不出」 と書かれたフセンが貼ってあった。
お経の横に独特のマークがついためずらしいものでした。
音階をあらわす記号なのだそうです。

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ソロでワンフレーズ唱え(違うだろ)
続いてコーラスが(それも違うー)
そのテンポの良さと
小気味よいリズムには
思わず
踊り出したくなりそうに(ばちあたり)


・南無歴代化主尊霊・ なむ れきだい けしゅ そんれい
回向日月牌供養諸精霊
回向戦没被災者諸精霊
回向全国檀信徒諸精霊

↑上記は教典に書かれてあるもの。続いて
教典に書かれていない方々への祈りが捧げられ
<回向東日本大震災被災者諸精霊> 
はっとした 思いがけなくて 心がふるえた


・遙拝(ようはい) 外舞台法楽
三山に捧げる祈りと拍掌。
与喜山と愛宕山と、たしか 三輪山 だったはず...
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天に昇られた魂が。安らかでありますように。
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Commented by sizuku at 2011-07-06 07:16 x
素敵なレポートです。
たくさんの人がみてくれたらいいですね。

若い人向けの旅行のパンフにしてもいいくらい。夜バージョンもいっしょにね。

Commented at 2011-07-06 07:19 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by elsur147 at 2011-07-07 09:18
>雫姐さん!(^o^)
お早うございまーす
分かり易い、と言っていただけて
うれしかったです。ありがとうございます。

分かりやすくなのは、たぶん
私のおツムのレベルで、分かる範囲
なんですけど(^^;)
あはは、ホントありがとう

交換日記ですね、それはそれで楽しい♪
みんな見ている、と?そお?
人様から見られているとは、普段あまり意識していなくて
なので、そう思うと励みになりますー
by elsur147 | 2011-07-06 00:50 | climatnara | Comments(3)

み雪ふる 越のしらやま 行き過ぎて いづれの日にか わが里を見む


by estrella
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