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上野の東大寺
先週の土曜日。
社長に急用ができて急きょ呼び出しされ。 土曜日は半ドンです~ 午後はフリーだフリーだー そうだ、東京国立博物館 行こう(なんにでもパクる) 良いお天気の土曜の午後。なのに空い寺~ ![]() まだ始まったばかりだからだそうです。 瓦や水晶玉や鏡など、細かいお宝が展示された ガラスケース前の押しくらまんじゅうもなし。 チビなあたしでも余裕のよちゃんでした。 仏像は本来あるべき場所で見たい、という思いとは別に 八角燈籠がどんな風に展示されているのか見たかった。 とりあえず見たから気がすんだよ(笑) あとは開眼縷 (かいげん る) を見たいだけ。 <縷(る)← 縄のこと> 正倉院のお宝だとものすごく混むだろうな。 ガラスごしに 「ははぁ」 と恐れ入るわけよー ![]() なので。八角燈籠についてはやっぱ東大寺の 大仏殿の正面に鎮座してなきゃ~ 風景の一部でないと。それ確認したかった(なんだろね) それはそれで。お初のものは別の目で(ちゃっかり) 西大門の巨大な勅額。迫力に圧倒された。 タテに2列で 「金光明四天/王護国之寺」 と彫られており 一角一角、心をこめて。思いが伝わってきて胸が熱くなった。 額を囲む四天王もすごい。次回はオペラグラス持参です。 鎌倉時代。快慶だろうって。てことは四天王は後付なので? ![]() ちょっと唖然としてしまったのが。 法華堂(三月堂)の真ん中で異様な存在感を誇っていた 不空羂策観音菩薩立像 の 「光背」 だけーーー あるじ不在の 「光背」 って・・・(主は別棟にて長期療養中) あとは。東大寺でも公開期間が限定の ・良弁僧正坐像(弟子が、お水取りの実忠) ・僧形八幡神坐像(紅をさし小指を立ててオホホな・笑) ほどよい証明のなか、至近距離でぐるりと一 回りできる。 うしろ姿も拝めてラッキー。 そうそう 「こころみの大仏」 もおられました。 かの 盧舎那仏像の ひな形 です。 こじんまりと猫背でちょっと笑える... 再興にかんする展示(成り立ちから時系列で展示) ・重源 (ATOK仏の固有名詞すんなりでてこねえ)上人坐像 ・公慶上人坐像 重源上人は東大寺らしい風貌で貫禄あり。 公慶上人は貫禄ないってわけじゃないけど。 疲れた。外へ出たら秋の空。 ![]() ささ。法隆寺宝物館へ行かないと。 十輪院の校倉。今日もチャントあった。あたりまえ。 ![]() 入ってスグの灌頂幡(かんじょうばん) すごいよ。一見の価値あり。 飛鳥時代のものと。再現されたものは、 2階から1階まで垂れ下がる巨大さです。 繊細なピカピカ。(こんな企画があったのね~) ![]() それとか。はじめて見たときは Xファイルのクローンか?と気味悪かったけど やぱ飛鳥仏はいいなあと思う今日この頃。 シャープでキレがあるんですよね。 研ぎ澄まされた緊張感。 なかでもお気に入りは 「菩薩半跏像」 飛鳥時代 /推古14年(606)だって。推古か~(だから何) 切れ長の目が細長くてキレキレ。 とか。いろいろ展示替えされてて。 鐙とか刀とか弓矢とか見ていたら 騎馬太子と呼ばれていた頃の廐戸皇子を思い ぼ~っとしてきて(笑) 私がいちばん好きな廐戸は馬子がいた時代の。 朝護孫子寺の騎馬太子だよ。16歳。 ![]() 法隆寺宝物館をでたときの風景が好き。 池の間を渡っていくのが。ここは別世界なのだと思わせる。 ![]() そして本館はインドからの道。 北巍(ほくぎ)の仏頭の前に立つと。 自分が遠い国のその場に立っているような。 周囲の何もかもが消えてなくなる瞬間。 ここ天井が吹き抜けで高いから落ち着く。 ああ山田の仏頭が恋しくなってきた。 でも置いてある場所が~ 返る場所もないのか(悲) 前にも書いたけど。 飛鳥資料館のがレプリカて それ逆...(ぴー)
by elsur147
| 2010-10-19 23:50
| climatnara
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