続/真弓・佐田丘陵

さて。こんどはどこへ行くのだ。
続/真弓・佐田丘陵_c0051781_2294836.jpg
続/真弓・佐田丘陵_c0051781_2295829.jpg

真弓鑵子塚古墳(まゆみかんすずかこふん)
続/真弓・佐田丘陵_c0051781_2210995.jpg

被葬者は。渡来系氏族の東漢(やまとのあや)氏。
うまこの石室よりデカいらしい。国内最大級だろうって。
続/真弓・佐田丘陵_c0051781_22311941.jpg

閉まっていました(笑)
続/真弓・佐田丘陵_c0051781_2232128.jpg

今度はどこへ? 牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)
斉明天皇と間人皇女の合葬墓かも説。じゃ天皇陵は?
続/真弓・佐田丘陵_c0051781_2238478.jpg

石室が。牢屋のような。降りるとき滑るのでこわかった。
続/真弓・佐田丘陵_c0051781_22391192.jpg
続/真弓・佐田丘陵_c0051781_22412381.jpg

名前にそそられたマルコ山古墳。丸こいのが古墳。
続/真弓・佐田丘陵_c0051781_22471834.jpg

「明日香さやさや」 というタイトルの写真集があるのですが。
ここらへんは風がとても気持ちよくて。明日香風 さやさやと  
続/真弓・佐田丘陵_c0051781_22481816.jpg
続/真弓・佐田丘陵_c0051781_23212174.jpg

川島皇子の古墳が最有力。父は天智天皇。
草壁皇子・高市皇子・忍壁皇子・志貴皇子らと
「吉野の盟約」 を結んだものの。大津皇子を
謀反の罪で朝廷に訴える立場に立たされたそうで。
続/真弓・佐田丘陵_c0051781_225085.jpg

柿本人麻呂が。川島皇子の妻に捧げた歌が悲しい。
妻は泊瀬部(はつせべ)皇女 天武天皇の皇女。

飛ぶ鳥の 明日香の川の 上つ瀬に
生ふる玉藻は下つ瀬に 流れ触らふ玉藻なす...

さやさやと風にふかれていると。流れるような歌を思いだし
もちろん全文は覚えていないのでアンチョコを引っぱり出し
頼る相手を失い痛みを癒す術もない貴人の哀しみを思い。
(だって人間関係は狭すぎ。気を紛らわす何もないでしょ)
続/真弓・佐田丘陵_c0051781_23144283.jpg

マルコ山古墳には小さな休憩所があります。忘れられたように。
さやさやと。いつまでも。風にふかれていたかった。
続/真弓・佐田丘陵_c0051781_23173913.jpg

それにしても本当に 「誰も行かない明日香」 でした。
斉明天皇陵からマルコ山まで。誰にも会わなかったです(笑)
by elsur147 | 2010-06-17 23:49 | climatnara | Comments(0)

み雪ふる 越のしらやま 行き過ぎて いづれの日にか わが里を見む


by estrella
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31