arsenal seveile

「シルヴィア」

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この映画の予告を見るまでは、シルヴィア・プラスのこともテッドヒューズのことも知らなかったので、芸術家同士の結婚は女が不利で、もともと神経症気質だったシルヴィアが、もう一人の自分に負けたという程度にしか感じ取れなかったんだけど。

いえ、彼女は分裂症ではなかったと思うけど、深層にあった未解決の問題を窺い知るまでには至らず、残念。せめてシルヴィアの詩は読んでおいた方が良かったかも。それでも、冒頭に出てくる「木の枝」の例えは、自分に置き換えると分かるような気がする。こうあるべき自分がいっぱいあって、あれこれ模索しているうちに枝は枯れてしまうというという…。 
 
というわけで、映画を観て感じたのは、日常生活に追われると感性は鈍るんだろうなということ。この映画で描かれた夫テッドヒューズの浮気は、シルヴィアの妄想と不安が呼び寄せた結果だと思った。寝た子を起こしたというか、アッシアを意識するよう仕向けてしまったというか…。不安は不幸を呼び寄せるんだな、怖いなと思ったり。

シルヴィアはやりたい事がありすぎて、自己理想が高くて完璧主義で。ヒューズは手の込んだお料理やお菓子や、家事を完璧にこなす事を求めてはいなかったと思うけど。でも、いつも不安を抱えていて、自分のやりたいこと、やりたくないことを言い出せず、必要以上のことをして、知らず知らずのうちに自分も相手も追いつめてしまうのは、少し自分に似ているような…。 
 
それにしても、ヒューズもシルヴィアが過去に自殺未遂をはかった事を聞いていたのだから、極限状態におかれた彼女がどうなるか、自分の言動がどんな結果をもたらすか、予想する事はできたと思うんだけど…。

それはさておき、映像が綺麗だった。特に夫と別居してからのシルヴィアの美しさは絶品。ファッションのトーンは落ちて、表情も暗いんだけど、感性が研ぎ澄まされていて、触ったら壊れそうな儚い美しさ・・・。だいぶ前に買って、数ページ読んでそのままだった彼女の長編小説 「ベル・ジャー」 は、その頃に執筆されたものだったとは!これは読み直さなくちゃ。
# by elsur147 | 2005-01-19 01:02 | cinema | Comments(0)

夜露のボルトン戦

「ボルトン vs アーセナル」 1-0 
華々しい花火と共にお出迎えのボルトンワンダラーズは、キックオフ前のご挨拶でもフレンドリーで、特にオコチャの笑顔には和んだ私。苦戦するかもしれないけど、負けるとは思わなかった。とりわけ、カンポがアルムニアの頬の辺りに手を伸ばして慕わしげだったのが印象的でねぇ。 アンリはディウフと笑いながら何を話していたのかなー? 
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ロンドン子のアンリは、(16ゴール中、15ゴールはロンドンで決めたそうで。とメモった私は、データ好きだけど他力本願。見て聞いてなるほど納得するだけの人) リーボックスタジアムでノーゴールとは意外だったけど、最後のチャンスに近かった直接FKは、しっかりワク行ってたのにヤースケライネンめ~(笑)、初ゴールを決め損ねたアンリの顔が悲しそうだったよぅ。 
 
最後と言えば、追加タイム4分の表示が出た頃かな?リュングベリがゴール前で倒れた時に、ガナーズは先を急いだのに、ボルトンの選手たちが両手をあげてプレーを中断するよう、レフェリーにアピールしてくれたのに感動したけど、まさか時間かせぎだったんじゃないでしょうね?いま書きながら「まさかね?」と…。どうなの?>ボルトーン(笑)、 
 
そのあと、スタンドに入ったボールがなかなか戻って来なくて、トゥレが困惑していたのは見ていて辛くて感きわまって涙涙、もうダメだ、負けちゃうと思ったし。トゥレは試合終了後もうなだれていて、オコチャ(たぶん)がそっと肩に手をかけて、声をかけてくれたみたい。負けて悲しいのと、オコチャの温かさにまたまたじわ~ん; 
 
アーセナルはボルトンに引かれて攻め倦ねたんじゃなくて、パスやフィニッシュのタイミングが合わなかったんでしょう?アルムニアも調子悪そうだったな。後半の途中からは焦りの色が濃くなって、自滅してしまったようにも見えたしね。ボルトンにコーナーでキープされるなんてぇ、お株取られちゃダメじゃなーい(汗)、 
 
アンリはキックオフ前にもプレーの合間にも笑っていたね。最後に勝利の笑顔を見たかったけど…。途中で負傷したヴィエラとロビンとリュングベリは大丈夫よね?みんなフィジカルコンディションは良さそうだったから、次の試合では調整して来てくれると信じてますって。首位との勝ち点差がまた開いたけど、まだまだ諦めないもん。きっとアーセナルは、頑張って返り咲いてくれるよね?
# by elsur147 | 2005-01-15 00:57 | football | Comments(0)

「キス・オブ・ライフ」

悲劇の発端は、妻のバースデイに家に帰れなくなった夫からの電話に、妻がキレて口論になったからでしょ。それで心神喪失状態になったところを事故に遭ってしまって。でも仕事なんだから…。でも夫だって、自分が不在がちでいつも異国で淋しい思いをしている妻の気持ちを察してあげていたら…。電話で仲直りできていたら悲劇は起こらなかったのに…。 
 
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お話は、そんな後悔でいっぱいの 「たられば」 ではなく、母の事故死を、残された姉弟と祖父が受け入れるまでを、母は思い残したことを家族に伝えて天国に行くまでを、さりげない演出の積み重ねで描いてます。 
 
夫がボスニアから帰国する道中、妻の異変を無意識のうちに感じたのは神秘の力。 ボスニアの大地で、故郷の遠さを実感しながら、現地の情勢に憤りと悲しみを募らせる・・・。感情を抑えたピーター・ミュランの演技が素晴らしかったです。そのせいか、どことなくケンローチの気配も感じました。 
 
この映画を観に行く日に、上司が 「どんな映画?」 と聞いたので、あらすじを説明したら、「夫が平和運動で不在?家庭の平和も守れないのに?」 と言ったんですよね。その言葉に引っかかって 「観てもいないクセに何言うのよ、プン」 と、内心フンガイした私でしたが、もしかしたら、夫も電話で口論したあと、自分をそんな風に思って、急遽ロンドンに戻る決心をしたのかも知れないと思いました。

言い合いになって喧嘩するのは良いんです。言わなきゃ何も伝わらないから。でも、できるだけ早く仲直りしましょ。喧嘩したままこの世の別れになっちゃったら、後悔してもしきれない。
# by elsur147 | 2005-01-15 00:30 | cinema | Comments(0)

『CODE46』

これはいったい・・・SF?ラブストーリー?ロードムービー?この映画を初めて観たときに感じたこと。不思議な感覚。まるで自分も映画の世界へ旅したみたい。4回も観に行った。上映していた劇場が職場から近かったせいもあって、ついフラフラと。大げさかも知れないけど、身も心も奪われてしまった。劇場を出た後はボーっとしちゃって、現実に戻るのが大変で・・・(割とありがち?)
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舞台が、過去・現在・未来のように世界が違う。管理社会に不適合と烙印をおされた人々が住む砂漠地帯、エネルギッシュな上海、無機質で冷たい印象の空港やシアトルと。特に車窓から眺めるサバンナの映像は圧巻だった。 「華氏451」 や 「ガタカ」 も思い出したけど、ウィリアムことティム・ロビンスと、マリアことサマンサ・モートンは、どことなく 「ブレードランナー」 のデッカードとレイチェルな雰囲気も…。 
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二人の身長差もツボ。サマンサの頭はとても小さくて、ティム・ロビンスの両手にすっぽり覆われてしまう。身体ごとくるまれる安心感と温もり。彼をリードするかと思えば、赤ちゃんみたいに無垢で無防備で愛らしかったり。矢継ぎ早に質問を投げかけるサマンサと、おっとり受け答えるティムとの会話は、緩急のリズム?テンポが心地よかったな。 

切ない幕切れは、コールドプレイの 「ウォーニングサイン」、マリアの心情と見事にリンク。エンディングに流れるメインテーマを聴いていると、心は二人が目指したユートピアへ飛んでしまう。マリアと引き裂かれたウィリアムは、記憶を消されたけど、 “アイ・ラブ・ユー、アイ・ミス・ユー、” と訴え続けるマリアの声は、いつか必ず彼の記憶を呼び覚ますと思うよ。
# by elsur147 | 2005-01-10 18:57 | cinema | Comments(1)

ヤンガナで行こう!

c0051781_2155985.jpg「Arsenal vs Stoke City」 2-1 
FA Cup 3rd Round 
Reyes 50、Van Persie 70
Thomas 45 

放送がなかったのでライブテキスト観戦。ラジオなら現地の実況でも興奮するのに接続がうまくいかなかったのよ~ん。FA杯は私としてはプレミアの次に欲しいタイトルだから頑張って欲しいのよ。

世界最古のカップ戦、イングランド伝統のカップ戦。リーグ戦とは違う盛り上がりがあるから、今年は放送がないのはとても淋しい。それにしても、なんとも若い最終ラインでスリリング。私ったらキックオフ時間を間違えていて、テキストを見に行ったら先制されているではないですかぁ、青ざめましたよ、本当に。ノンリーグのチーム相手に、いくら若いメンバーと言ったって…。 
 
Jens Lehmann  
Emmanuel Eboue  
Kolo Toure  
Philippe Senderos  
Gael Clichy  
Jermaine Pennant  
Patrick Vieira  
Cesc Fabregas  
Robert Pires  
Robin van Persie  
Jose Reyes  
 

c0051781_21553635.jpg でも、ほどなくレジェスが追いついた。トゥレのアシストから左足ボレーだったようで、そして、ペナントのクロスからロビンが逆転。若い2トップが仕事をしてくれたよ。やるじゃんヤンガナ! 
試合終了まで落ち着かなくて、何度も何度も更新かけた。追いつかれてやしないかとドキドキしながら。ライブ放送を観戦するのと同じくらいに緊張したよ。新加入のエボエもいきなりスタメンとはビックリや。
このフォト、なんとなく気に入りまして。ストークシティの選手がエボエを抱き起こしてくれてるの? 

このまま勝ち進んで行こうね!アーセナル☆
今年こそ、ヤンガナ中心で優勝できたらいいなと思うけど、
きっとファイナルは主力がこぞって馳せ参じるわね(笑)
# by elsur147 | 2005-01-09 21:54 | football | Comments(0)



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