arsenal seveile

堕天使のパスポート

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なにしろ公開されたときの観戦コンディションが重そうなテーマはパスだったので失敗。劇場で観たかった。たしかに重いし、偽造パスポートを得るために何を売買するかって、かなりショッキングだったけど。オドレィ・トトゥがアメリのイメージを払拭して、ロンドンの底辺で生きるトルコ系移民の娘を好演。良きサマリア人的なナイジェリア人医師も好感度大。二人とも不法入国者なので助け合いながら生きてます。二人を取り巻く人々のつかず離れずの距離感も良かった。いざという時は、救いの手を差しのべてくれる。情に厚い娼婦や、ロンドンの底辺を知り尽くした中国難民の飄々とした風貌、バルティックホテルのドアマンもアンティークな雰囲気を醸し出してて、みんなみんないい感じ。弱者に対する強者の卑劣なシーンも彼らの温かさで緩和された・・・かな。

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水が赤く染まったトイレに、ヒトの心臓が詰まってたっていったい・・・。発見したナイジェリア青年の幻覚かと思ったよ。社会派にミステリーを少々。緊張感のある展開で先が読めなくてハラハラ。
闇の売買を仲介する支配人の非人道的行為には 「GO to HELL!」 と言いたいほどヒドイ奴なのに、どこか憎めない。移民局に見つかりそうになって突然辞めたオドレィのお給料を、代理で受け取りに来た青年に手渡してあげたり。下心があったから?本人の意志ではないにしても、一応罪の償いをした形になっているのが可笑しかった。懲りないだろうけど。自由へのパスポートを手にした二人は、まだまだ困難にぶつかりそうで先も長そう。
でも、無事にNYにたどり着いたオドレィが、娘を連れた青年とカフェで再会する日を夢見るよ。
by elsur147 | 2005-03-24 23:07 | cinema | Comments(0)
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